まくろぐ
更新: / 作成:

表紙の絵に騙されてはいけない漫画にランク入りです。 決してほんわかラブラブ漫画ではないのでご安心を(何を😅)。 全12巻ですけど一気に読んでしまいました。

夏目アラタが面会に来たのは、連続殺人犯の女性(真珠)でした。 重要な事実を聞き出すために獄中結婚を約束してしまい、ずるずると深みにはまっていきます。

わずかな時間しかない面会中に心理戦が繰り広げられるのですが、真珠が何を考えているのか分かりそうで分かりません。 アラタは翻弄されつつも、自分の心を見透かしてくる真珠にどんどん惹かれていってしまっていることに気づきます。

それは読者も同じなんですよね。 殺人犯のはずなのに、怖いやつのはずなのに、なぜか真珠に魅了されていく。 いやー恐ろしいですね。 だってこんな顔する人ですよ。

/p/mkhhizp/img-001.png

まるでグラップラー刃牙の筋肉描写にいつの間にか慣れてハマっているかのように、 まるでカイジの奇妙な横顔がいつの間にか気にならなくなっているかのように、 真珠の顔芸もいつの間にかクセになっているんですよね。 あーコワイコワイ。

なぜ真珠の歯はボロボロなのか、なぜ幼少期に低かった知能指数が飛躍的に上昇しているのか、なぜこんなに自信満々なのか。 ある事実が明らかになることにより、すべてがつながります。

/p/mkhhizp/img-002.jpg

映画化もされていたので YouTube でレンタル して見てしまいました。 終盤は漫画とは異なる展開になっていましたが、とてもよかったです。 2 時間という短い時間で 2 人の関係に深みを持たせるためには、このような話にするのが都合がよかったのでしょう。 しかし、原作とは登場人物の関係性を変えているのにうまくまとめたなあと感心しました。

関連記事

更新: / 作成:

各界の読書家が実践している、多種多様な読書法をまとめた一冊です。 著者によって真逆の読書スタイルを推奨していたりするため、「結局どの読み方が正解なのか?」という答えはないのですが、それでもこういった本を読むことを無駄だとは思いません。 いろいろな読み方を知っているからこそ、シチュエーションに応じて最適なアプローチを選択できるようになるからです。 次のような読書テクニックは細かいことだけど参考になります。

  • キリの悪いところで中断する — 通勤や食事中のスキマ時間に読む際、あえて中途半端なところで止めた方が記憶に残りやすい
  • 躊躇なく読み返す — 脳のワーキングメモリーは思っているより容量が小さいため、前のページに戻って確認することを恥じる必要はない
  • リアル書店に行く — オンラインよりも思いがけない本と出会う可能性が高い
  • 購入した本は平置きする — 本棚に収納すると「読んだ気」になってしまう
  • 完読にこだわらない — 読書により衝撃を受けて「精神的な組み替え」を起こすことが重要
  • 無目的で読む — 目的を持たずに何でも読んでみればいい(人生も同じで目的がなくても色々やってみればいい)

読書術に関する本を読むと、読書自体のモチベーションも出てきます。 一方で、読む本に偏りが出ないようにすることは常に意識しておきたいところです。 例えば、今読んでいる本を以下のようにカテゴリー分けしてみると、バランスの取れた読書ができているかどうかを確認できます。

  • 実用書 — 技術書、ビジネス書、ハウツー本など、スキルアップに直結する書籍
  • 趣味・娯楽 — 自分自身の趣味に直結していて純粋に楽しめるもの
  • 文学作品 — 小説(フィクション)でいろいろな世界観や価値観に触れる
  • 教養 — 政治・経済、科学、歴史、美術、エッセイ、哲学、伝統文化など、幅広い知識を得られる書籍

本棚にある本をこのようなカテゴリー別に並べてみるのも面白いかもしれません。

関連記事

更新: / 作成:

今更ながら谷川流さんの『ハルヒ』を読みました。 さすがスニーカー大賞受賞作(よく知らないけど)、確かに面白かったです。

アニメはちらほら見たことあったのでただの学園ものかと思ってましたが、すごい設定でした。

  • 涼宮ハルヒ … 。世界の創造主。でも自分はそのことに気づいていない。
  • 長門有希 … 宇宙人(ハルヒを監視)
  • 朝比奈みくる … 未来人(ハルヒを監視)
  • 古泉一樹 … 超能力者(ハルヒを監視)
  • キョン … ただの高校生(だけど主人公)

この世がつまらないと思っているハルヒは常に面白いことを求め、宇宙人とか、未来人とか、超能力者とかいないかなぁとずっと探しています。 だけど、彼女は だから少しずつ思った通りに世界が動いていて、すでにそういった人たちを呼び寄せてしまっている(でもハルヒだけは気づいていないし、気づかせてもいけない)。

ハルヒはめちゃくちゃな行動をするけど、その周りはみんな冷静だから妙にバランスが取れてます。 ハルヒはついに世界を破壊して作り変えようとしますが、唯一のただの人間であるキョンが彼女の暴走を止めます。 こんな変わり映えのしない日常こそが、愛おしく大切なものなんだと。。。

ちなみに、第1巻は22年前(2003年)に出たのだけど、いまだに続巻が出ている らしいです。 すごいなぁ。

設定が壮大すぎて謎が多いので、続きを読まないとですね。 ライトなノベルで手軽に読めるので、飽きるまで読み続けてみようと思います。 Kindle Unlimited だとほぼ無料だし。

Sleeping Beauty はちょっとベタすぎだけどね ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

関連記事

メニュー

まくろぐ
サイトマップまくへのメッセージ