デバイスドライバを Linux カーネルに直接取り込む(静的リンクする)場合は GPL になります。 Linux カーネル自体が GPL なので、ドライバも GPL になるということです。 このようなドライバはランレベル 1 でロードされます。
カーネルモジュール(ローダブルモジュール)としてドライバを動的にロードする場合は、ライセンスは開発者が決めることができます。
通常はランレベル 3 になった時点で、insmod
や modprobe
コマンドでロードします。
カーネルモジュールとして作成するドライバのライセンスは、
コードの中で以下のように MODULE_LICENSE
マクロを使用して指定します。
ライセンスは以下のものから選択することができます。
- GPL
- GPL v2
- GPL and additional rights
- Dual BSD/GPL
- Dual MIT/GPL
- Dual MPL/GPL
- Proprietary # default