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読書メモ『アイデアのつくり方』ジェームス・ウェブ・ヤング

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いろんなブログで絶賛されているほど目から鱗という感じではないですが、アイデアが生まれる過程がどのようなものかが分かりやすく記述されています。 あまりに古い文献(原著 1940 年)なので、コンピュータやネットの活用方法については何も触れられていません。

  • アイデア作成に大切な2つのこと
    • アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせである。
    • 組み合わせる才能は事物の関連性を見つける才能に依存する。
  • 言葉はそれ自身がアイデアである
    • 言葉をマスターするとアイデアは息を吹き返す。
    • 言葉はアイデアのシンボルであり、言葉を集めることでアイデアを集められる。

アイデアを生み出す手順

下記に示したものがアイデア作成までの 5 ステップであり、ひとつでも順番を飛ばしてはいけない。 1, 2, 5 は意識的活動の時期に行われるもので、3, 4 は無意識的活動の時期に行われるものである。

第1段階 … 資料を集める

  • アイデアの種がなければアイデアは生まれないためこのステップを飛ばさないこと。
  • 実際は資料集めをほとんどせずにアイデアが浮かぶことを待ってる人が多い。
  • 資料集めは大変な作業であり、積極的な収集活動が必要。
  • カード索引法を学ぶとよい。3 インチ x 5 インチのカードにアイデアの断片を書き込んで分類していく方法。
  • 一般的資料を集めるためにスクラップ・ブックのようなファイルを作成するのも有益。

第2段階 … データの咀嚼

  • 心の中で資料に手を加える。
  • 事実をあまり直視せず、意味の声に耳を傾けるのがコツ(一種の放心状態に近い)。
  • この段階で思い浮かんだアイデアは、どんなに突飛で不完全なものでも書き留めておくこと。
  • この段階でもカード索引法が利用できる。
  • ふたつの事実を並べてどうすればその二つが噛み合うかなどを考えてみる。
  • パズルを組み合わせる努力を実際にやりとげ、考えに考え抜いた結果、頭の中がごっちゃになって絶望状態に陥った時点でやっと第三段階へ移行してよい

第3段階 … 孵化段階

  • 意識の外で、データの組み合わせが勝手に行われることを待つ段階。
  • 問題をできるだけ意識の外に追いやり、努力することを完全に放棄する。
  • ただし、想像力や感情を刺激する環境に身を置いておくこと(劇場や映画へ出かけたり、小説を読んだりする)

第4段階 … アイデア誕生の瞬間

  • もっとも期待していないときにアイデアは訪れる(寝起きや、風呂に入っているときなど)。

第5段階 … アイデアのチェック

  • アイデアを具体化させ、現実の世界へと展開させる。
  • これをやらないために、ほとんどのアイデアは世に出ることなく消えていく。
  • アイデアを胸の底にしまいこんでしまわず、理解ある人の批判を仰ぐこと。
  • 良いアイデアはそれ自身が成長する性質を持っている。
  • 良いアイデアは人々を刺激し、人々の意見を集める。

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