PowerShell の Get-Date コマンドレットを使用すると、現在の日時を表す文字列を取得することができます。
Format、UFormat パラメータで日時の書式を指定する
Format
Get-Date
の Format
パラメータを指定することで、任意の書式で日時文字列を取得することができます。
UFormat
UFormat
パラメータを使うと、もう少しシンプルに記述できたりします(指定できる記号の一覧はこちら)。
DateTime オブジェクトの ToString メソッドを使用する
Get-Date
で先に DateTime
オブジェクトを取得しておいて、ToString
関数で日時を表す文字列に変換するという方法もあります。
この方法を使うと、DateTime
オブジェクトで日時データを編集してから文字列に変換することができます。
例えば、次の例では、現在から 10 日後の日時を取得しています。
他にも次のような感じで日時の演算を行えます。
(Get-Date).AddYears(10)
: 10 年後(Get-Date).AddYears(-5)
: 5 年前(Get-Date).AddMonths(10)
: 10 ヵ月後(Get-Date).AddMonths(-5)
: 5 ヵ月前(Get-Date).AddDays(10)
: 10 日後(Get-Date).AddDays(-5)
: 5 日前(Get-Date).AddHours(10)
: 10 時間後(Get-Date).AddHours(-5)
: 5 時間前(Get-Date).AddMinutes(10)
: 10 分後(Get-Date).AddMinutes(-5)
: 5 分後(Get-Date).AddMinutes(10)
: 10 分後(Get-Date).AddMinutes(-5)
: 5 分後
UTC 時刻で表示する
世界協定時 (UTC) で日時文字列を取得したい場合は、ToString
の前に ToUniversalTime()
を挟みます。
ローカルタイムではなく、UTC 時刻であることを明確にするために、末尾に Z
を付けておきましょう(詳細は ISO 8601 で検索)。