graphql-schema-linter とは?
graphql-schema-linter は、GraphQL スキーマファイル (*.graphqls
) の記述の不備を指摘してくれる Linter です。
スキーマファーストなアプローチで GraphQL サーバー/クライアントを実装している場合は、Linter は早い段階で導入しておくことをお勧めします。
graphql-schema-linter のインストール
graphql-schema-linter
コマンドは、yarn
あるいは npm
でインストールできます。
依存パッケージである graphql
も一緒にインストールする必要があります(package.json
ファイルがない場合は、先に npm init
で作成しておいてください)。
次のように実行できるようになっていれば OK です。
コマンド名が長いので、npm スクリプトを定義して、yarn lint
だけで実行できるようにしておくと便利です。
最低限の package.json
ファイルは次のような感じになります。
graphql-schema-linter の実行
前述のような package.json
を定義していれば、yarn lint
でスキーマの lint チェックを実行できます。
オブジェクト型のフィールドがアルファベット順にソートされていないとか、コメント (description) が抜けている、といった指摘を行ってくれます。
もちろん、これに従うだけでよいスキーマ設計ができるわけではありませんが、一定の品質を保つためには導入しておくのがよさそうです。
スキーマ定義のベストプラクティスは下記を参考にしてください。
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