いろいろなリストを作ることによって、たくさんの小さな幸せに気付くためのヒント集のようなものです。 そのようなリストを集めていくことで、自分の本質が見えてきます。 物事を豊かにとらえることができるようになります。
リストとは
- リストは、人生を前に進めるための貴重な道具となる。
- リストは、、、
- 記憶を助けるものである。ささやかな望み、大事な決意、一時的な情熱、心に誓った人生の信条など。
- セラピーのようなものである。あなたが道を見失い、心にぽっかりと穴があいてしまったときに、忘れてしまった人生の意味を取り戻してくれる。
- 私たちの鏡である。人生そのものであり、本質を映し出してくれる。
- リストを書くコツ
- 最初のページは、リストのリスト(目次)にする
- リストは作ってみたいものから始めればよい
- できるだけ的確で簡潔な文章を書く
- 日付や見出しの欄を設けて、見た目にも気を配る
- 分類や書き方は試行錯誤していけばいい
- 同じテーマのことを複数のノートに分散させない
- 思い出や夢のリストはこの瞬間から少しずつ育てていく(さかのぼって書く必要はない)
本当の自分
- これが私と言えるものが見つかるリスト。自らの価値観をはっきりさせることが大切。
- それをすることで生き生きとできること
- 好きな話題と嫌いな話題
- 似合う衣服やアクセサリ
- 嫌いなもののリスト。自分が好きではないものを知ることは、自分を知ることである。
- 好きではないこと・もの
- いらいらすること・もの
- 2度としたくないこと
- 嫌なことで変えたいこと
- 時間を費やしてしまった大切じゃないこと
- ある人の長所と短所のリスト。自分自身のありたい姿が見えてくる。
- 親友(好きなところ)
- 思春期の友達(一緒にしたこと)
- 恋人(どこに惹かれたか)
- 先生(教えられたこと)
- 家族(長所、短所)
- 強い印象を受けた人(何を感じたか)
- 小説や映画で印象に残った登場人物
シンプルに生きる
- 習慣をシンプルにするリスト。
- 1日に1つだけ美のお手入れをする
- 掃除は1度に1か所だけにする
- 取引銀行は1行だけにする
- 1週間のうち1日は何もしない日を作る
- 美術館では1枚の絵をじっくりと見る
- 持ち物をシンプルにするため、ひとつだけあればいいものをまとめる。
- デビッド・アレンの GTD のコツは、具体的な行動を書き出すということ。タイヤを交換しなければいけないならば、「タイヤを替える」ではなく、「自動車整備工場の予約をする」と書く。
- モチベーションを上げる特効薬は、「デスクの整理」や「請求書の選別」といった、簡単にできることのリスト。
- 行動のポリシー、モットー、ルールを決めておく。
- 自然と接する時間を持つ。少なくとも1日に1回は自然を見るなど。
- 人と話して不快に感じたら、「腹が立つなぁやり返してやる!」ではなく、「自分も同じようなことをしたことがないか?反対の行動をとろう」と考える。
- 哲学者アリストテレスの言葉「注意深く観察をする能力が発達すればするほど、幸せになる能力が発達する」
- 時間がないという焦燥感にかられるのは、段取りが悪いからではない。うまく集中できていないことに原因がある。
幸せを再生産する
- 小さな幸せの瞬間のリストは、幸せな人生そのものである。本当の幸せは、人に自慢するものでも、人に見せるものでもない。五感を意識するのがコツ。
- 遠くから聞こえるピアノの音
- 公園の子供たちのはじける笑顔
- 夕暮れの空を行く渡り鳥
- 降りしきる雨を眺めながらバッハを聞く
- ふかふかの絨毯の上をはだしで歩く
- 起きがけに漂う焼き立てのパンとコーヒーの香り
- 冬に上質な暖かいコートに身を包み散歩に出かける
- 雪降る露天風呂につかる
- 年月を経て味わいの出る皮、家具、ジーンズ
- 小さな幸せを見つけるヒント。
- 季節、一日の流れを感じる
- 食(おいしくて幸せになったもの)
- 大切な人といるとき、ひとりのときの幸せ
- 待ちですれ違った印象的だった人
- 美しいと思った言葉、表現
- 場所(お気に入りの場所)
- これまでに見た美しい自然の景色
- 体験した魔法のようなひととき
- 自分の理想的な環境
- 音楽リストはシチュエーションごとに聞くものをまとめる。
悩みから解放される
- 「ネガティブ思考」は人生の質を悪化させる。くだらない考えはそれを意識すること捨てられる。
- ルイーズ・L・ヘイ 『すべてがうまくいく「やすらぎ」の言葉』
- 「しなければならない」「できない」といったネガティブな言葉を使わずに、「したい」「できる」といったポジティブな言葉を意識して使うこと。
- ネガティブ思考を追い払うリスト
- ポジティブな文章
- 夢中になれる楽しいこと5つ
- 気分転換になること
- 生まれつき陽気な人
- にぎやかで楽しい場所
- 悩み・心配事のリストを書き出すと、客観的になれる。それほど恐ろしいものではないことに気付くことができる。そして不要な感情(不安)は捨てる。
- 仕事の悩み・心配
- 交友関係の悩み・心配
- 体のこと
- そのトラブルによって引き起こされる感情
- 理想的な解決法、代替案
- 不安に耐えられないのは、不安の対象が何かわからないときである。
- 病気は病名が分かれば治療ができるのと一緒で、自分が苦しい理由を意識できれば、窮地を脱することができる。
- 不安や不満は一度紙の上に書き出してしまえば、あなたのもとを離れてあなたに影響を与えることはない。不満は紙の中に閉じ込められたのだから。
- 誰かがいないから寂しいのではなく、自分をしっかり持っていないから寂しいと感じる。そういうときは独り言を書きとめてみる。
魔法
- なりたい姿を決めて、それを書きとめる。
- 見たいこと、感じたいこと、考えたいこと、望ましいことだけを選ぶ。そうでないものはくどくど書かない。
- 人生の挫折とは、新しい日々よりも過ぎ去ったことを大切にし、現状維持と安定を望むこと。そうではなく、これからの人生の可能性を考える。
- 困難に直面したとき、まずは逃げないことから始めてみる。苦しみから逃れようとすると、ますます苦しみを意識することになる。これまで耐えてきたことをリストにすると、人生の苦しみや過ち、忍耐、挑戦、経験から拾い集めた知恵を自分のものにできる。
- 人生で成功するために必要なのは、ほんの少しのユーモアのセンスと想像力である。── チャーリー・チャップリン
- 人は年をとればとるほど、笑いが減っていく。笑いは若さの証拠でもある。笑いのリストを作る。
- 笑うための話
- 笑った映画
- 笑ったシチュエーション
- 笑わせてくれる人たち
- まわりを笑顔にするアイデア
- 「願望リスト」は想像以上の力を秘めている。日付と願望を記入して手元に置いておくだけでいい。矛盾点を気にする必要はなく、人知を超えた神秘と奇跡を信じること。
- いつかしたいこと
- いつかなりたい自分
- いつか実現したいこと
- 神秘を信じなくなったとき、人は死ぬのだ。── アルベルト・アインシュタイン
- 自分がどうしたいかを知っている人は、ほかの人よりもずっと早く目的を達成できる。それは、自分がどこへ向かっているかを知っているから。まず何から始めればよいかをわかっているから。