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列挙型 (enum) の基本

TypeScript で列挙型を定義するには、enum キーワードを使用します。

enum Fruits {
  Apple,   //= 0
  Banana,  //= 1
  Orange   //= 2
}

console.log(Fruits.Apple);  //=> 0
console.log(Fruits[Fruits.Apple]);  //=> Apple

デフォルトでは、各要素の値として先頭から順番に 0、1、2 という連番の 整数値 が内部的に割り当てられます(C 言語や Java と同様です)。 この値は任意の数値に変更することができます。

次の例は、ビットフラグとして使用することを想定した enum の定義例です。 各値が 2 のべき乗の値になっていることに注意してください。

enum OpenModes {
  Read = 1,
  Write = 2,
  Append = 4
}

const mode = OpenModes.Read | OpenModes.Write;

if ((mode & OpenModes.Write) == OpenModes.Write) {
  console.log('Write フラグが指定されています');
}

enum 値をインライン展開する (Constant enumeration)

enum 定義を行うときに const キーワードを付加すると、その enum 値を使用した場所に値がハードコードされる形で展開されます(JavaScript のコードに変換するときに、0 や 1 といった値をインライン展開する)。

TypeScript のコード
enum NormalEnum { A, B, C }
const enum ConstEnum { A, B, C }

console.log(NormalEnum.A)
console.log(ConstEnum.A)

上記の TypeScript が JavaScript にトランスパイルされると、enum 値の参照箇所はそれぞれ下記のように出力されます。

JavaScript に変換されたコード
// ...省略...

console.log(NormalEnum.A);
console.log(0 /* A */);

ConstEnum.A という部分は、0 という値でハードコードされているのが分かります。

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