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Amazon や Google、Facebook に代表されるように、今や「プラットフォーム」を浸透させた企業=勝ち組といった構図になっています。 この『プラットフォーム革命』では、プラットフォームって何なのか、どのようなプラットフォームが勝ち残るのか、といったことをたくさんの会社の事例をもとに学ぶことができます。

中でも、下記のプラットフォームの 4 つのコア機能に関する説明は参考になります。 何か新しいプラットフォームを作成するときには、これらのコア機能をどう達成しているのかが重要になってきます。

(1) オーディエンス機能

消費者とプロデューサ(提供者)を集める機能のこと。

Airbnb などは他のサービスと勝手に連携させて顧客を奪うみたいなことまでやっている。そのようなやり方の是非はともかく、プラットフォームとして成立するには、消費者とプロデューサの量を確保して、取引を成立しやすくするという流動性が必要になる。

消費者とプロデューサをやみくもに集めると、その人数のアンバランスの問題も出てくる。Uber などは、価格を動的に変更させる仕組みを導入して、この需要と供給のバランスをうまく解決するようにしている。

(2) マッチメイキング

消費者とプロデューサを結びつける機能のこと。

消費者とプロデューサの量を確保できたら、今度は両者をいかにマッチングさせるか(取引成立させるか)が課題となる。

うまくいっているプラットフォームは、ユーザの数が増えても自動的にスケールするような仕組みができている。Uber は巡回セールスマン問題的な問題を自動で解き、非常に早く車が到着するようになっている。アマゾンは協調フィルタリングの仕組みで膨大な商品の中からオススメできている。Youtube は視聴時間に基づいたおすすめ機能がうまく働いている。

(3) 中核となるツールとサービス

コアとなる取引を円滑化するためのツールやサービスのこと。

設計者はとにかくいろんな機能を詰め込みすぎてしまう。 まずは シンプルで効率的 なツールやサービスを提供することが大切。 と、Facebook のマーク・ザッカーバーグも言っている。

Twitter はシンプルなテキスト送信機能から始めた。 Google はシンプルな検索機能から始めた。 Amazon は本だけの販売から始めた。

こういった今でも成長しているプラットフォームは、シンプルで使いやすい機能から始めてうまくいっている。

(4) ルールと基準

ユーザが安心して使えるような仕組みが必要。

一度はユーザを集めたのに廃れてしまったプラットフォームは、ユーザの安心感を満たせなかったりしてユーザが離れていってしまったものが多い。

ユーザ数が膨大になってくると、プラットフォームの提供者がユーザの行動を監視することは不可能になってくる。 そこで、Airbnb などは、消費者とプロデューサの間で評価をつける仕組みを導入して、自動的に評価の低いユーザは淘汰されていくようになっている。

ただ、この評価という仕組みは後付けなので、できればユーザには最初からよい振る舞いをしてもらいたい。 そのためには、ちゃんと「ルールと基準」をプラットフォーマーが定めて提示する必要がある。 法的な強制力がない場合でも、ほとんどのユーザはそれに従ってくれる。

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