『嫌われる勇気』で有名な岸見さんの講演を聞いてきました。 思ってたよりおもしろい人でした。 まぁよく考えてみれば、カウンセリングやるような人はユーモアがないと心開いてもらうのは難しいですからね。
お話の内容はほぼ本に書かれているようなことでしたけど、メモメモ。
- 人から嫌われることを恐れて八方美人に振る舞っていると、「自分の人生」を生きることができない。本当に言いたいことを言えない。本当にやりたいことができない。
- 「人の評価」と「自分の評価」は違うものなのだということを認識する必要がある。
- アドラーは、「自分に価値があると思えるときだけ勇気を持て」と言っている。
- 仕事に取り組む勇気
- 対人関係(人の輪)に入っていく勇気
- 自分に価値を見出すには…
- 自分の特徴を長所として捉える
- ×飽きっぽい → ○新しいことを始める決断力や行動力がある。
- ×性格が暗い → ○人を傷つけるようなことを言わない優しさを持っている。
- 他人に貢献しているのだと考える
- ×生活のために働いている → ○人々に時間を提供している(コンビニのレジ係の例)
- 自分の特徴を長所として捉える
- 教師は、授業では学生に間違えて欲しいと思っている。それによって、その学生に伝わっていないことが何なのかを把握できるので、効率的に教えることができるようになる。質問されて答えられないのは、間違えることで人にどう評価されるかということを恐れてしまっている典型的な例。
- すべての悩みは対人関係から生まれるが、生きる喜びや幸せもそこから生まれる。そこに飛び込んでいく勇気を持たなければ、幸せになることはできない。
ちなみに、著書の『嫌われる勇気』っていうタイトルの由来は、自分の子供に「あなた本当に嫌われるのがイヤなんだね」って言われたことらしい。 「あなた」って呼ばれてることの方がおもしろいんですけどw