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初期化ファイル (~/.gnuplot or gnuplot.ini)

初期化ファイルは gnuplot を起動した時に、自動的に読み込まれるファイルです。 Unix の場合は ~/.gnuplot、Windows の場合は gnuplot.ini が読み込まれます。 gnuplot.ini は次に説明する「作業フォルダ」内に置きます。 例えば、作業フォルダを D:\home\gnuplot とした場合は、よく使う関数を D:\home\gnuplot\lib\func.gp などに書いておいて、gnuplot.ini で次のように起動時に読み込むようにしておくと便利です。

gnuplot.ini
load 'lib/func.gp'

gnuplot のホームディレクトリの設定

gnuplot を起動した時にカレントとなるディレクトリを指定しておくと便利です。 デフォルトでは、gnuplot の実行ファイルのあるディレクトリがカレントディレクトリになっているので、出力したファイルがそのディレクトリにできてしまいます。 起動時のカレントディレクトリを変更するには次のようにします。

gnuplot.ini (~/.gnuplot)
cd 'D:\home\gnuplot'

初期化ファイルの中で、ディレクトリを移動しているだけです。

あるいは、Windows では wgnuplot.exe のショートカットを作成して、そのプロパティの作業フォルダで指定する方法もあります。

  1. wgnuplot.exe のショートカット右クリック → プロパティ
  2. ショートカット タブの 作業フォルダD:\home\gnuplot などを設定

上のように設定してショートカットをダブルクリックすると、好きなディレクトリで作業を始められます。 この方法を使うと、ショートカットごとに作業ディレクトリを変更することができます。

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