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読書メモ『中野ブロードウェイ脱出ゲーム』渡辺浩弐

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中野ブロードウェイに住んでいるという噂(自称)の渡辺浩弐氏による、中野ブロードウェイ物の長編小説です。 そういえば、PC エンジンミニがもうすぐ発売ということもあって、渡辺さんまた元気になってきましたね。

大竹まことのただいま!PCランドで大活躍されていたころの記憶が蘇りました。 ほんといい番組でした。 渡辺さんのゲーム紹介の調子、全然変わってないw

と話がそれましたが、肝心の小説の内容はというと、屋上で少女と2人で裸になって戯れていたら、突然中野ブロードウェイが恐ろしい世界に変化して人が死に始める、、、というちょっと不思議で怖いお話です。 著者の、中野ブロードウェイへの愛が伝わってくる感じで、中野ブロードウェイを探索したことのある人であれば、これはあの辺のことを言っているのだなと想像しながら楽しめます。

前半は人間ドラマっぽい話が続いていくのですが、後半(400ページくらい)から渡辺節が始まって、科学的な裏付けが始まります。 口コミなんかを見ると、前半で読むのを止めちゃった人が多そうなのですけど、後半から違う話なので(笑)、読み続けて欲しいですね。 現在のコンピュータ技術を超える◯◯コンピュータや、昔、日本が実際に作ったという風船爆弾の話などが出てきます。 同名の小説もある『アンドロメディア』なども出てきます。

個人的には結構楽しめました。 最後まで読んで、何か似てる情景があったなぁと思ったら、『天気の子』でした。 渡辺先生、だいぶ先取りしましたね。

渡辺浩弐さんの小説といえば 『ゲーム・キッズ』 シリーズだと勝手に思っていますが、長編ものも読んでみようと思って読んでみました。 でもやっぱり700ページはちょっと長かったな。。。

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