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ブルーパドル

競争相手の少ないブルーオーシャンは見つけにくいので、それなら、水たまりなら見つけやすいだろうということで、「ブルーパドル」という会社を作ってしまった佐藤ねじさんの本。 働き方や、生き方について見直されつつある昨今、そういった小さなアイデアを商売につなげていくという考え方は今後重要になってくるかもしれないですね。

ねじさんの1軍ノート

ねじさんは、博報堂ケトルの嶋浩一郎さんから影響を受けたという、1軍ノート、2軍ノートを作るという方法を採用しているみたいです。 1軍ノートには、モレスキンのような、ちょっとおしゃれなノートを使うことで、いつも携帯して、頻繁に開くというモチベーションを高めている。 そのノートには自分のすべてが詰まっている。

無地の1軍ノートは8マスに区切り、1マスごとにイメージ図と簡単な説明文を書いていく。 フォーマットをそろえてあるので、カタログのように見やすいし、いろんな場所で使える。

2軍ノートには思いついたことをどんどん書いていく。 2軍ノートから1軍ノートに書き写すかどうかは、こんまりさんが言っているのと同様、「ときめく」かどうかが基準。 このとき、ほとんどのアイデアはそのまま書き写されることはなく、何らかの新しい形に書き換えられて転記されることが多い。

前提を覆せば驚きが生まれる

この視点が身につくと、あらゆるものについて、前提を変えられないかと発想できるようになる。 例えば、自分たちの作ったものを報告しあう会議では、順番にプロジェクタで映すのではなく、各自の席の上のノートPC上に表示して、展覧会のように、人が動き回って成果物を見ていく。 そうすると、雑談からいろんなヒントが得られるようになる。

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