まくろぐ
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特許として有効な範囲は「請求項」に挙げられているもの。 「請求項」は1個のこともあれば、200個のこともある。

請求項が複数ある場合は、請求項1が一番抽象的(全体を包含したもの)になっており、他の請求項はそれを掘り下げるものになっている。 言い換えると、それぞれの請求項はツリー構造のような関係になっている。 親の請求項を掘り下げているものは、文末に「〜請求3に記載の〜」のように記述されることが多い。

請求項の階層の上位のものが特許として認められれば、その有効範囲は広くなる。 逆に部分的に認められれば、有効範囲は狭くなる。

請求項は重要だが、その後ろにある「説明」の章を読んだ方が全体の内容、要点(課題、手段)は分かりやすい。 まずは説明の最初の方を読んで、この特許が何を解決しようとしているかの目星をつけるとよい。

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