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Next.js で、すべてのページコンポーネント (pages/*.tsx) に共通のスタイルシート(いわゆるグローバル CSS)を適用したい場合は、pages/_app.tsx(js) というファイルを作成して、そこで CSS ファイルをインポートします。

例えば、グローバル CSS として次のようなファイルを用意したとします。

* {
  box-sizing: border-box;
}

html {
    margin: 0;
    padding: 0;
}

body {
  font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, Segoe UI, Roboto, Oxygen,
    Ubuntu, Cantarell, Fira Sans, Droid Sans, Helvetica Neue, sans-serif;
  max-width: 50rem;
  padding: 0.5rem;
  margin: 0 auto;
  font-size: 100%;
}

a {
  color: inherit;
  text-decoration: none;
}

この CSS ファイルを pages/_app.tsx からインポートすれば、すべてのコンポーネントにスタイルが反映されます。 このファイルが存在しない場合は作成してください。

pages/_app.tsx
import type { AppProps } from 'next/app'
import '../styles/global.css'

export default function MyApp({ Component, pageProps }: AppProps) {
  return <Component {...pageProps} />
}
☝️ pages/_app.tsx って何者? Next.js は pages/_app.tsx を特殊なファイルとして扱い、ここで default export しているコンポーネントを、すべてのページコンポーネントの親コンポーネントとして扱います。 具体的には、上記コード中の Component 部分が各ページのコンポーネントに置き換えられた形で動作します。 結果的に、ここでインポートした CSS が、全ページから参照できることになります。 ちなみに、ここで複数の CSS ファイルをインポートしている場合は、Next.js が Web サイトのビルド時に 1 つの CSS ファイルにマージしてくれます。

Bootstrap や Tailwind CSS などの CSS フレームワークを使いたい場合も、この pages/_app.tsx ファイルでインポートすれば OK です。

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