Windows サービスとして MongoDB サービスを登録する
MongoDB サーバー (mongod
) を Windows サービスとして登録しておくと、バックグラウンドで MongoDB サーバーが動作するようになるため、いちいちコマンドラインで mongod
を起動する必要がなくなります。
MongoDB サーバーを Windows サービスとして登録するには、コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、次のように入力します。
コンソール上でログを確認することができなくなってしまうので、ログがファイルに保存されるように、ログファイル名を指定しておく必要があります。
下記は実行例です。
ここでは、データベースディレクトリとして D:\mongo_data
、ログファイル名 D:\mongo_log\log.txt
を指定しています。
ディレクトリはあらかじめ作成しておく必要があります。
これで、MongoDB
という名前の Windows サービスとして認識されるようになります。
sc
コマンドで、実際に登録されているか確認しておきましょう。
サービス登録直後は、上記のように MongoDB サービスは停止状態 (STOPPED) になっています。
MongoDB サービスを起動する
Windows サービスとして登録された MongoDB サービスは下記のようにして起動します。
次のようなエラーが発生する場合は、データベースファイルやログファイルを格納するためのディレクトリが存在しているかを確認してください。
デフォルトポート (27017) で起動した MongoDB サービスには、下記のようにパラメータなしで MongoDB シェル (mongo
) を実行すれば接続できます。
Windows サービスから MongoDB サービスを削除する
MongoDB サービスを Windows サービスから登録解除したいときは下記のように実行します。
この場合も、コマンドプロンプトは管理者権限で実行しなければいけないことに注意してください。
もちろん、sc
コマンドを使ってサービスを削除することもできます。
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