MacOSX に Groovy をインストールする
GVM: Groovy enVironment Manager を使うと複数バージョンの Groovy を管理することができます。 ここでは、GVM を使って Groovy の環境をインストールする手順を示します。
1. GVM のインストール
$ curl -s get.gvmtool.net | bash
これで、.bash_profile
に以下のように追加されて gvm
コマンドにパスが通ります。
#THIS MUST BE AT THE END OF THE FILE FOR GVM TO WORK!!!
[[ -s "/Users/maku/.gvm/bin/gvm-init.sh" ]] && source "/Users/maku/.gvm/bin/gvm-init.sh"
2. GVM で groovy のインストール
$ gvm list groovy # インストール可能なバージョン確認
$ gvm install groovy # 最新版のインストール
$ gvm install groovy 2.3.2 # バージョンを指定してインストール
これで、groovy
や groovysh
コマンドが使用できるようになります。
使用中の groovy
のバージョンの確認、切り替えは以下のように行います。
$ gvm current # GVM で管理しているコマンドとそのバージョンを確認
$ gvm use groovy 2.3.1 # 使用する groovy コマンドのバージョンを切り替え
Windows に Groovy をインストールする
Windows では Groovy のインストーラを使用するのが簡単です。
- Groovy を http://groovy.codehaus.org/Download のインストーラでインストール(環境変数
GROOVY_JAVA
はインストーラから設定できます)。 - JDK を http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/ のインストーラでインストール。
- 環境変数
JAVA_HOME
をC:\Program Files\Java\jdk1.8.0_05
などに設定(bin
ディレクトリまで指定しないことに注意)。
これで、以下のように Groovy の処理系を使用できるようになります。
C:\> groovy (ファイルを実行)
C:\> groovysh (対話型の実行)
☝️ dynamic library (jvm.dll) 関連のエラーが出る場合
Windows 用には、
groovy.exe
と groovy.bat
が入っていますが、groovy.bat
の方を実行するとうまく起動できます。
拡張子を省略して groovy
と実行すると、groovy.exe
の方が優先的に実行されてしまうので、groovy.exe
を __groovy.exe
などにリネームしておくとよいです。