GitHub Pages は HTML ジェネレーターとして昔から Jekyll を採用しているのですが、Jekyll ははっきり言って遅すぎるし、ある程度のサイト規模になると使い物になりません。 セットアップもいろいろなライブラリの依存があって複雑です。 バージョンアップのたびにストレスが溜まります。
世の中には爆速なサイトジェネレーターの Hugo があります。
Jekyll では Web サイトが数千ページ規模になってくると、1 つの記事を 1 文字変更しただけで再ビルドに何分もかかります。 一方、Hugo であれば少なくとも数秒で終わります。
Hugo は爆速なだけでなく、実行環境も 1 バイナリだけ(Windows であれば hugo.exe のみ)で、導入もバージョンアップもストレスフリーです。 開発者の Bjørn Erik Pedersen 氏がめちゃくちゃやる気があるので、常に進化を続けていて、テンプレートファイルも柔軟にカスタマイズできます。
GitHub Pages は一刻も早く Jekyll から Hugo に乗り換えるべきだと思います。 移行にはある程度痛みを伴うかもしれませんが、ユーザーも GitHub 社(Microsoft により買収済み)も幸せになれるはずです。
(2022-08-17: 追記)Jekyll から Hugo への乗り換えを始めました