今更ですが、さくらインターネットでレンタルしている Sakura VPS の Web サーバーを SSL (https) に対応しました。 とりあえず今回は無料の Let’s Encrypt の証明書を、nginx サーバに設定します。
使っている OS が CentOS6 だったので、ついでに CentOS7 をクリーンインストールすることにしました。
といっても、さくらインターネットの VPS の設定画面でポチポチとやっていくだけ。
ここで、[public] CentOS_LetsEncrypt というスタートアップスクリプトを選んだら、自動的に SSL の証明書などの対応が完了します。
入力するパラメータはドメイン(example.com
など)と連絡用のメールアドレスだけ。
Web サーバの nginx も自動的にインストールされて、Web サーバにアクセスできる状態で起動するのですが、nginx の設定は少しだけ調整する必要があります(ドキュメントルートなど)。
数分で OS の再インストールが完了し、下記のような nginx の設定ファイルが自動生成されていました(ドメイン名は example.com
に置換してあります)。
SSL の設定も完了した状態になっています。
HTML ファイルの格納ディレクトリ(ドキュメントルート)が、デフォルトでは上記のように /usr/share/nginx/html
になっているので、ここを適切なディレクトリパス(/home/maku/website
など)に置き換えてやれば完了です。
# 設定ファイルを編集
$ sudo vim /etc/nginx/conf.d/https.conf
# 設定を反映
$ sudo service nginx reload
https://example.com/ など https でアクセスできれば OK です。
「403 Forbidden」が出るときは、こちらをチェック。
さいごに広告(^^